誰か教えて!!
そんなお悩みにお応えする為、
個人事業主の肩書きの名乗り方についてご紹介します。
肩書を決めていないと特に名刺を作成する時や自己紹介をする時に困りますよね。
しかし、なんでも自分に意志決定がある個人事業主の場合、自分の肩書きをどのように決めて良いか悩むかと思います。
本記事では、NGワードも含めて個人事業の肩書きの決め方についてご紹介していきます。
肩書きの決め方を理解して事業運営に活かしていきましょう!!
本記事の信頼性
少し紹介させて下さい。
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本記事の内容
①個人事業主が名乗る肩書きとは?
②肩書例一覧
③個人事業主が名乗ってはいけない肩書き
個人事業主が名刺に肩書きを名乗るメリットは?
個人事業主が名刺に肩書きを名乗るメリットについて簡単に整理しておきましょう。
企業で働いている場合には会社で決められた役職や肩書きを使います。
しかし個人事業主の場合には自分で自らの肩書きを自由に決めていかなければなりません。
事前に決めていないと特に名刺などを渡して自己紹介するタイミングで何と説明して良いか困ってしまいます。
相手に自分の立場や仕事の内容、どんなことを得意としているのか、内容がすぐにわかるような肩書きを事前に決めておきましょう。
信頼性
肩書きを名乗ることで、個人事業主の信頼性が向上します。
相手はビジネスのプロフェッショナルであると認識しやすくなり、取引先や顧客との信頼関係の構築がしやすくなります。
立場の明確化
適切な肩書きは自身のビジネスにおいてどのような立場にいるかを相手に理解させる手助けとなります。
これによって円滑なコミュニケーションが可能になり、ビジネスの進行がスムーズに行われます。
個人事業主の肩書き例一覧
個人事業主の肩書きの例は多くあります。
次の3つの分類のうちどの種類の肩書きをつけたいかを決めて、具体的な肩書きを決めていきましょう。
①役職の意味をもつ肩書き
②仕事内容がわかる肩書き
③資格がわかる肩書き
この3つの肩書きはそれぞれ併用することでより具体性が上がります。
①個人事業を運営している(=役職)意味をもつ肩書き例
シンプルに事業主で個人事業を運営しているという意味の肩書き例です。
この肩書きだけですと具体性が低いので、屋号で事業内容を明確にしたり、その他の種類の肩書きを添えてあげると良いでしょう。
屋号の決め方についてはこちらをご覧下さい。
個人事業主の顔となる名前 「屋号」の決め方【登録・変更のルールまで解説】
続きを見る
✅代表
個人事業主の一般的な肩書きです。1人で事業をしていても代表で問題ありません。
✅店長
店舗運営をしている場合には店長という肩書きでも問題ありません。
インターネットでも店舗を持っていればこの肩書きをつけると良いでしょう。
✅所長
設計事務所や会計事務所などの事業所を運営している場合に使用します。
✅CEO
国際的な仕事をしている場合には適しています。最高責任者という意味になります。
法人の会社の代表と間違われる恐れがありますので、注意が必要です。
②具体的な仕事内容がわかる肩書き例
具体的な仕事内容を肩書きにすることで、どんな仕事をしているか相手にすぐ理解してもらうことができます。
✅コンサルタント
経営コンサルティングやITコンサルティングなどある事柄に対して指導や助言をする仕事の肩書きです。
✅プランナー
webプランナーや広告プランナーなど企画の立案をクライアントの代わりに行う仕事の肩書きです。
✅デザイナー
工業デザイナーやインテリアデザイナー、装飾デザイナーなど物や物事の見た目や機能を企画、構築する人のことをいいます。
✅カメラマン
カメラやビデオを使って撮影する仕事の肩書きです。
芸能や戦場、風景、動物なそ被写体の種類はたくさんあります。
✅ライター
文章を書く仕事の肩書きです。
作家さんのように個性的な文章ではなく、論理的に事実を整理して記事を書く仕事です。
ポスターなどのキャッチコピーを考えるコピーライターや、Webメディアのアフィリエイトで稼ぐWebライターなどがあります。
✅プログラマー
コンピュータを動かすプログラム言語を使って、ソフトやシステムを作る仕事の肩書きです。
その他にも仕事の内容がわかる肩書きは多くありあます。
自分の仕事内容をできるだけ具体的に肩書きへ現していくことがポイントです。
③取得している資格を肩書きとする例
資格を取得している場合には資格を肩書きに入れることで、お客様の印象や信頼がUPします。
✅税理士
税金の納付や申告が必要な方の税務業務や会計業務を代わりに行う人の肩書きです。
✅弁護士
依頼を受けて法律事務処理を行う資格です。
司法試験に合格していないと弁護士には原則なれません。
✅司法書士
登記など司法に関係した行政機関に提出する書類の作成や審査請求をする仕事の肩書きです。
司法書士の資格は国家資格となります。
✅行政書士
司法書士とは異なり、行政に提出する書類の作成等をお客様の代わりに行う資格の肩書きです。
✅建築士
建物の設計や工事管理などを行う資格で、国家資格となります。
1級、2級と資格が分かれていて、それぞれ設計できる建物の種類が異なります。
✅公認会計士
税務情報のチェックを行って保証する監査業務が行える唯一の国家資格です。
個人事業主が名乗れない肩書きNGワードは?
個人事業主が肩書きを決める上で使用できないNGワードがあります。
間違って使用しないように覚えておきましょう。
「社長」は名乗ってOK?
結論としては問題ありません。
「社長」というのは職制を分類する肩書きで法律上名乗ってはいけないということはありません。
但し、個人事業主の場合、法人の会社を運営している訳ではありません。
したがって「社長」という肩書きは相手の誤解を生んでしまいますので注意が必要です。
事業主であるということを表現したい場合には「代表」という肩書きを使うと良いでしょう。
「取締役」・「代表取締役」はNG
「取締役」とは会社法に基づいて株式会社に設置が義務づけられている機関の肩書きです。
また、「代表取締役」は1つの会社に複数いる取締役の中の代表という意味です。
その為、「取締役」は個人事業主は名乗ることができませんので、間違って肩書きにしないように注意しましょう!!
個人事業で代表の次(2番手)の肩書きは?
個人事業は1人だけで運営しているところばかりではありません。
社長の配偶者や親族などの代表の「次の人」の肩書き決定をする必要がありますよね。
代表の「次の人」の肩書きはどうすれば良いでしょうか?
副代表が無難
事業の2番手というポジションにいる場合には「副代表」という肩書きが無難です。
とくに気にならないようであれば副代表を選択されると良いです。
副代表以外の肩書き例一覧
副代表以外であれば以下のような例があります。
✅マネージャー
全体を統括しているという意味での肩書きです。
✅○○責任者
例えば、経理責任者など担当している業務を明確にできる肩書きです。
✅〇〇担当
こちらも担当業務を明確にする肩書きですが、責任者ほど固くはありません。
✅部長・課長
個人事業でも比較的複数人で運営されていて、しっかりと部署や課があるようであれば使用できる肩書きです。
個人事業主が「肩書き」以外に名刺に記載するべき項目
肩書き以外で名刺の記載する構成は次になります。
①ロゴデザイン
②会社名・屋号
③名前
④住所
⑤電話番号・FAX
⑥メールアドレス
⑦ホームページURL
⑧SNS
この辺りの情報を記載しておくと良いですよ。
まとめ:肩書きを明確にして個人事業で名刺を配っていこう!!
個人事業主の名刺に記載する肩書きについて説明させて頂きました。
ポイントは次の3つです。
・仕事内容を理解してもらう為に具体的に
・肩書きの種類は大きくはけて3種類
・「取締役」は法律上名乗れない
これらに気をつけて自分の肩書きを決め、個人事業で自分の立場をアピールしていきましょう!!
肩書きが決まったら名刺を作成していきましょう。
本ブログでは名刺の作り方もご紹介していますので、合わせてご覧ください。
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